脱水症状について(指定居宅介護支援事業所&訪問看護ステーションより)

人間の身体は、半分以上が水分で占められています。体内の水分を10%失うと脱水による様々な症状が出現し、15%の水分がなくなると、生命が危険な状態になります。重症に陥る前に、早め早めに水分を補給するようにしましょう。


1日に約1.5リットルの飲み物が必要
1日に体の中から失われる水分は約2リットルです。その内訳は、尿として1リットル、汗や呼吸などで0.9リットル、便で0.1リットルとなっています。成人の1日に必要な水分は2.5リットルです。食品に含まれる水分で1リットルぐらいは補えますので、1.5リットル程度を飲み物で補っていく必要があります。

脱水状態のサイン
口の渇き(1% 水分が失われると喉の渇きを感じ、2%ではひどく喉が渇くようになります)頭痛、吐き気、めまい、皮膚の乾燥、体温上昇、倦怠感、目がくぼむ、尿が減るなど。

汗をかいたり、下痢を起こした時には十分な水分補給を
運動をしてたくさん汗をかいたりした時や、発熱や下痢、嘔吐をした時には水分が不足しがちです。特にお年寄りは脱水状態に陥りやすい為、水分補給を心がけましょう。また、水分が不足すると血液は濃くなり、脳梗塞や心筋梗塞を起こす原因となります。糖尿病の方は血液がブドウ糖によってベトベト状態になっていますので特に注意が必要です。

水はゆっくりかむように飲みましょう
いくら喉が渇くからといって、急にがぶ飲みはせず、ゆっくりかむように飲みましょう。コップに1、2杯飲んだら、10〜15分程間隔をあけて、まだ喉が渇くようならまた飲むようにしましょう。市販のスポーツ飲料は、ミネラルや糖分が含まれており、水よりも早く体に吸収されます。

カリウムの補給も大切
もう一つ、水分補給で大切なのは、水分と一緒にカリウムを摂るようにすることです。細胞は、内部にカリウムが多く、外部にナトリウムが多いというミネラルバランスのときに、もっとも代謝が良く、機能が発揮されやすくなっています。カリウムは野菜に多く含まれていますが、茶葉にも多く、お茶を飲むことで補給されます。お茶で水分を取ることはカリウムも一緒に摂れ、一石二鳥というわけです。
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