ありがとう(ダテまごころ薬局)

 桜の季節があっという間に終わってしまい、若葉が元気に芽を吹き始めました。季節の移ろいは目まぐるしく、体がなかなかついていきません。小学校ではいまだにインフルエンザで欠席している子どもがいるそうで、「どうなっているの?」と思ってしまいます。
 薬局という空間で四季を感じるのは患者様が届けてくださる色とりどりの草花と手作りの作品です。珍しい花の話題で患者様と会話に花が咲くこともあり、本当にありがたいことだと感謝しております。
 ふとツバメが飛び交っているのが目に入ってきました。「ああ、もう巣立ちの時期なんだなぁ」と思うと同時にアポトライのメンバーの一人のことが頭に浮かびました。渡り鳥のツバメのように海を渡ろうとしている若いツバメ、いや失礼致しました若者がいます。彼は医療現場で働く人としては日本でまだ数人しかいない、耳に障害を持った薬剤師です。その彼がアメリカで勉強するためアポトライを巣立っていくのです。
 私は彼に「耳が不自由で大変なのではないか?」と尋ねたことがあります。彼は「耳が聞こえないことは不自由だけど不幸なことではありません。障害があることで色んなことが見えたり、感じたりできることがたくさんあります。」と答えました。彼は前向きで本当に礼儀正しい人物です。一緒に仕事をさせていただいて本当に良かったと思っています。今からもっともっとはばたいて活躍してほしいと思います。
 ファイト!!
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