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「不惜身命」なんぐん薬局より先日、友人のお見舞いに行ってきた。退院の前日で、間に合ってよかった。 身近な人が大病を患うと、自分も心配になる。大袈裟かもしれないが、彼が少しでも「死」というものを考えたと思うと、自分も考えてしまう。 池波正太郎さんのもとには、毎年、緒形拳さんからお歳暮が届いていた。お風呂の手桶だ。二人は新国劇の作者と役者という立場で知り合い、緒形さんが退団してから手桶が贈られるようになったという。1年中使い込んでタガが外れるころに新品を送ってくる。「風呂の手桶を送ってくれるんだよね。あれも考えるんだね。思いつかないよ。」とうれしそうに語っていたそうだ。 池波さんは「いつまで生きられるかを常に考えて仕事をしたい」と思いながら、67歳で死を迎えた。緒形さんもそんな心持ちで生を駆け抜けたのだろうか。密葬の祭壇には「不借身命」書がかかげられていたそうだ。役者業に命を捧げたのかもしれない。今の私は何かに身の命を捧げても惜しまないと思い生きているとは思えないな。 皆さんはどうですか? とりあえず、体に不調を感じたらすぐに診察に行きましょう。年1回は健康診断を受けましょう。人間ドックでしっかりでも、献血を成分献血にする程度でも良い、何かに捧げる命は出来るだけ長いほうがいいからね。 このホームページを見て頂いている皆さん、善い「生」を辿ってくださいませ。text by Y氏
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